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■ DCジャック&三端子レギュレータ基板の使い方 
最終更新日2016.10.20
この基板はDCジャックや三端子レギュレータ(とその周辺部品)が実装可能な基板です。
複数のスイッチ付DCジャックに対応しています。(対応品種は後述
三端子レギュレータは次の3種類のピン配置に対応しています。
但し、TO-92〜TO-220(例外あり)のリード品となります。
[1] 78シリーズやLM2940シリーズ、BAシリーズなどのIN-GND-OUTの品種
[2] 各社317シリーズなどのADJ-OUT-INの品種
[3] HT73シリーズやHT75シリーズ、79シリーズなどのGND-IN-OUTの品種
三端子レギュレータを使うような感覚で容易にDC-DCコンバータを製作できる基板はこちらです。(キットも有

▼DCジャックを実装する

DCジャック実装後

右写真はDCジャックのみ実装して
三端子レギュレータを実装しない
場合の出力ピン配置です。


AB-S基板とDCジャックのセット品あります!

使用するACアダプターの極性に合わせてショートパターンを半田でショートします。 ◎対応DCジャック一覧
・シンガトロンエンタープライズ
 2DC0005D100
・マル信無線電機 MJ-179P / MJ-179PH
・マル信無線電機 MJ-179LR ※ロック式
・共立電子産業 取扱い KD014
・リンクマン 32753PAE
・aitendo 取扱い DC002
他にこれらと同じ形状にφ2.5の品種など

●メイン基板との組み合わせは6種類、両面スルホール基板との組み合わせもあります!
AB-S 【新発売】 AB-MS 【近日発売】 AB-MSJ 【近日発売】

AB-2MS 【近日発売】 AB-MRS 【近日発売】

AB-3MS 【近日発売】 AB-3MRS 【近日発売】

AB-J18TH-S 【近日発売】 AB-3MRS使用例(当社無線リモコンキット)

AB-S基板の定格電圧・電流は15V・2Aです。(一部300mA制限箇所あり) 但し、DCジャックの定格がAB-S基板の定格を下回る場合はそのDCジャックの数値が定格となります。AB-M/AB-2M/AB-3M基板の定格電圧・電流は15V・300mAです。

▼三端子レギュレータを実装する
[1]各社78シリーズなど(IN-GND-OUTの品種)・・・※2
テキサス LM2940シリーズ(旧ナショセミ)
ローム BAシリーズ
ローム BP5293シリーズ(※1)
[2] 各社317シリーズ(ADJ-OUT-INの品種)
A:出力電圧の変更なし(1.25V)

317固有の出力電圧1.25Vになります。
出力電圧が1.25Vと低いため、LEDは付けられません。(付けても点灯しません)
10mA以上の負荷をかけないと出力電圧が上昇するので、R1(110Ω)を入れますが、出力に常時10mA以上の負荷をかける場合はR1は無くても構いません。

B:出力電圧を設定する(定番の方法)

基板シルクDのところに抵抗(R)を入れます。(注1)
DのところにRを入れるので保護ダイオ−ドは付けられません。
出力電圧≒1.25×(1+R2/R)

Rは基板のシルクではDとなっています。
C:出力電圧を上げる(簡易な方法)
基板シルクR2のところにダイオードを入れて電圧を上げます。
このような方法を下駄を履かせるなどと言います。
317固有の出力電圧1.25Vにダイオードの電圧分がプラスされます。
ツェナーダイオードの場合はツェナー電圧が、小信号用ダイオードの場合はダイードの電圧降下分(約0.6V)がプラスになります。(ショットキーバリアダイオードは約0.2〜0.3Vプラス)
ツェナーダイオードとそれ以外(小信号やショットキーバリア)ではダイオードの取り付け向きが異なります。
出力電圧はおおよそ1.25V+(ツェナーダイオードの電圧)
出力電圧はおおよそ1.25V+(ダイオードの電圧降下分)

LEDを付けない場合のR1は無負荷時の電圧上昇を防止する為の強制負荷です。(317は負荷が10mA未満だと出力電圧が上昇する)

[3] HOLTEK HT73/HT75シリーズなど(GND-IN-OUTの品種)
各社79シリーズ

79シリーズはマイナス出力の為、複数個所の極性(+−)の概念が逆になります。
具体的には次の箇所です。

・DC-Jの極性を決めるショートパターン
・LEDの極性
・Dの極性
・C2及びC3の極性
・出力(ダイレクト出力含む)の極性
DCジャックのショートパターン半田付けや部品取り付け、出力側の接続極性には十分ご注意ください。

▼三端子レギュレータ実装時の出力ピン配置と半田ショート方法
ダイレクト出力はDC-Jと直接つながっている為、DC-JにつないぐACアダプターの電圧がそのまま出力されます。例えば、BA033T(3.3.Vの三端子レギュレータ)を使い、5VのACアダプターを接続した場合、出力は3.3Vでダイレクト出力は5Vとなります。(2出力電源となるわけです)
DC-Jを実装しない場合は、ダイレクト出力が入力(+)となり、入力(−)は出力(−)と兼用になります。

対応する三端子レギュレータ ピン配置 イ(※6)
[1]
各社78シリーズ
テキサス LM2940シリーズ(旧ナショセミ)
ローム BAシリーズ
ローム BP5293シリーズ(※1)
左から
IN-GND-OUT
(※2)
ショート
[2] 各社317
シリーズ
[A] 出力電圧の変更なし
(1.25V)
左から
ADJ-OUT-GND
ショート
(※3)
ショート ショート
[B] 出力電圧を設定する
(定番の方法)
※4 ショート
[C] 出力電圧を上げる
(簡易な方法)
※5
ショート
[3]
HOLTEK HT73/HT75シリーズ
各社79シリーズ
左から
GND-IN-OUT
ショート
※1: BP5293シリーズは入力側にヒューズを入れることが条件となります。(基板にはヒューズを実装するスペースはありません。) 尚、BP5293シリーズは三端子レギュレータではなくDC-DCコンバータです。
※2: 78Lシリーズは左からOUT-GND-IN(左右逆となります)
※3: 出力につなぐ負荷の消費電流が常に10mA以上の場合はR1をなしにして、ショートさせない方法もあります。
但し、出力に何もつながない状態(無負荷)で、出力電圧の確認(テスターで測定)をしたい場合は、ショートしてR1を実装する必要があります。(ショートさせないとR1が機能しません)

317シリーズはOUT端子の出力電流が10mA以上ないとOUT端子の出力電圧が上昇する性質がある為です。
※4: ・LEDを付ける場合はショートさせません。
・LEDを付けないでR1も付けない場合もショートさせません。
・LEDを付けないでR1のみ付ける場合はショートさせます。(ショートさせないとR1が機能しません)
317シリーズはOUT端子の出力電流が10mA以上ないとOUT端子の出力電圧が上昇する性質があります。
Dのところに入れるRが120Ω未満の場合は、(R+R2)に流れる電流だけで10mA以上となるので、出力に何もつながない状態(無負荷)でも出力電圧の上昇は起こりません。
Dのところに入れるRが120Ω以上の場合は、(R+R2)に流れる電流が10mA未満となるので、出力に何もつながない状態(無負荷)では出力電圧の上昇が起こりますが、出力につなぐ負荷の消費電流と(R+R2)にれる電流の合計が常に10mA以上であれば、出力電圧の上昇は起こりません。但し、出力に何もつながない状態(無負荷)で、出力電圧の確認(テスターで測定)をしたい場合は、(LED+R1)又はR1のみ(LEDなし)を追加して、(R+R2)を含めた消費電流の合計が10mA以上になるようにして、出力電圧の上昇を抑えます。
※5: ・LEDを付ける場合はショートさせません。
・LEDを付けないでR1も付けない場合もショートさせません。
・LEDを付けないでR1のみ付ける場合はショートさせます。(ショートさせないとR1が機能しません)
317シリーズはOUT端子の出力電流が10mA以上ないとOUT端子の出力電圧が上昇する性質があります。
出力に何もつながない状態(無負荷)では出力電圧の上昇が起こりますが、出力につなぐ負荷の消費電流が常に10mA以上であれば、出力電圧の上昇は起こりません。但し、出力に何もつながない状態(無負荷)で、出力電圧の確認(テスターで測定)をしたい場合は、(LED+R1)又はR1のみ(LEDなし)を追加し、(LED+R1)又はR1の消費電流が10mA以上になるようにして、出力電圧の上昇を抑えます。
※6: 保護ダイオードを入れない場合はショート不要
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