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〜販売終了品


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Kugaino 組立キット (KK−001)
〜 Arduinoと似た使い方ができるMetaboard互換機キット 〜
−参考対応OS−
Windows
XP / VISTA / 7 、Mac 、Linux

OSのバージョンや諸環境、相性などの問題でご使用頂けない場合があります。
また、十分な検証環境が整っていないため、詳しい情報の公表ができないこと、ご了承願います。

『Kugaino 組立キット』同梱の説明書に従って組立終わった後は、このページの説明に従って使用環境を整えます。

【1】本体の簡易動作チェック

動作チェック用にD13ピン接続のモニタLEDを1秒間隔で点滅させるサンプルスケッチを書き込んであります!
組立間違いがないか同梱の説明書で入念にチェックをします。
組立間違いがなければ、USBケーブルを用意してパソコン又はUSB電源(USB用ACアダプタ)と接続します。
本体の赤色LEDが点灯し、D13ピン接続のモニタLED(赤色以外)が1秒間隔で点滅します。
※LEDの点灯・点滅に関わる部分以外の動作チェックにはなりませんので、ご了承願います。

【2】Arduino IDEをパソコンにインストールする

パソコンのOSに合ったArduino IDEを次のリンク元からダウンロードし、インストールします。
http://www.arduino.cc/en/Main/Software

【3】Arduino IDEにKugainoを登録する

hardware\arduino\boards.txt に次のテキストを追加して上書きする。(Arduino1.0.1の場合)

###########################################
metaboard.name=Kugaino328
metaboard.upload.protocol=usbasp
metaboard.upload.maximum_size=30720
metaboard.upload.speed=19200
metaboard.upload.disable_flushing=true
metaboard.build.mcu=atmega328p
metaboard.build.f_cpu=16000000L
metaboard.build.core=arduino
metaboard.bootloader.low_fuses=0xf7
metaboard.bootloader.high_fuses=0xda
metaboard.bootloader.extended_fuses=0x03
metaboard.bootloader.path=metaboard
metaboard.bootloader.file=mega328p_16mhz.hex
metaboard.bootloader.unlock_bits=0x3F
metaboard.bootloader.lock_bits=0x2F
metaboard.build.variant=standard
###########################################


古いArduino IDEでは最後の行の
"metaboard.build.variant=standard"がありませんでしたが、新しいIDEではこの記載がないと登録できません。

【4】パソコンとの接続

 
●Windows XP
USBaspドライバの導入が必要です。
(1) libusb_0.1.12.1を任意の場所にダウンロードし展開する。
(2) KugainoのディップスイッチをONにする。
(3) KugainoとパソコンのUSBポートを接続する。(KugainoのパワーLEDが点灯し、モニタLEDが点滅する。)
(4) 「USBデバイスが認識されません」が表示される。
(5) Kugainoのリセットボタンを押す。
(6) 「新しいハードウェアの検索ウィザードの開始」が表示され、ドライバのインストールを要求される。
(7) 「一覧または特定の場所インストールする」 → 「次の場所で最適のドライバをインストールする」と進み、最初にダウンロードした"libusb_0.1.12.1"フォルダを指定する。
※シリアルポートがないパソコンでは、そのパソコンに仮装COMポートを導入する必要がある場合があります。
 
〜動作確認〜
KugainoとパソコンのUSB接続を外し、再度つなぎ直す。
「USBデバイスが認識されません」と表示されますが、KugainoのディップスイッチをONにした状態でリセットスイッチを押すと「USBデバイスが認識されません」の表示が消える。
 
●Mac と Linux
ドライバは不要。

■ディップスイッチとリセットスッチの使い方
 
ディップスイッチをONにするとブートローダが有効になります。パソコンとUSB接続をし、リセットスイッチを押すと「USBデバイスが認識されません」の表示が消えます。これで、スケッチのアップロード待ち状態となります。
(スケッチのアップロードでは毎回リセットボタンを押します。ディップスイッチはスケッチを書き込む時以外はOFFにします。)
〜ここがArduinoと違います〜
ディップスイッチをONにした状態でリセットスイッチを押すと既に書込済のスケッチの動作は止まります。(新たなスケッチのアップロード待ちとなる。)
新たなスケッチのアップロードをやめて、アップロード済スケッチの動作に戻りたい時はディップスイッチをOFFにします。(ディップスイッチをOFFにすると、リセットボタンの動作はArduinoのように単純なリセット動作になります。)

■電源
 
DCジャックは装備していないので外部電源は次の2通り
・USB電源をつなぐ
・”5V”と”GND”端子に外部電源(5V)を接続する。(但しUSBとの同時接続不可)
※Arduinoではこのような接続はできませんがKugainoの”5V”端子では可能(Arduino Unoなどには外部電源端子”Vin”はあるが5Vでは動作しない)

■Arduino Uno(Duemilanove)と比較した場合の主な機能制限
 
装備していない端子(ピン)
D2、D4、3.3V、Vin、DCジャック及びICSP端子 (D2・D4を使っているスケッチを使う場合は他のピンに変更する必要があります。)
※ArduinoのD2にあたるピンはKugainoでは"PROHIBIT"として外部接続を禁止しています。(USBのD+につながっているため)
 
その他
・Arduinoでは自動的に行われるリセットがKugainoでは手動になります。※『ディップスイッチとリセットスイッチの使い方』欄に関連事項あり。
・”5V”端子で利用できる電流[mA]は、300−(Kugainoの消費電流[mA]+接続回路の消費電流[mA])となります。
・Arduinoとコネクタの配置が物理的に異なるため、各種シールドは接続不可
 (リード線などで接続して物理的な問題を回避しても、Kugainoに装備していないピンがあるため使用できないシールドがあります。)

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